儚く甘い
生きてる・・・



何度も何度も夢に見たみわ・・・



今みわが目の前にいる。


これは現実なのか不安になっていた達哉の手から伝わるみわの手のぬくもり。


みわの顔を見たいのに。

その声を聞きたいのに。

こらえられない想いに、達哉は顔を上げられない。
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