儚く甘い
達哉は、抱きしめたみわが自分の背中に回した手に気づいた瞬間、もっともっと手に力を込めて強く強くみわを抱きしめた。
「愛してる」
「・・・」
「もう離さない」
「・・・」
みわの耳元でささやく達哉の想い。
君が俺を忘れても、俺が覚えている。
俺の記憶を君にあげる。
君が俺を忘れても、俺が君を愛す。
君の分も大きな愛で包み込む。
達哉の想いは、みわに届いた。
「愛してる」
「・・・」
「もう離さない」
「・・・」
みわの耳元でささやく達哉の想い。
君が俺を忘れても、俺が覚えている。
俺の記憶を君にあげる。
君が俺を忘れても、俺が君を愛す。
君の分も大きな愛で包み込む。
達哉の想いは、みわに届いた。