彼氏はオタク・彼女は腐女子




授業中

「(うっひゃあ…隣に人いると…本読みにくい…)」

チラッ

智瀬を見る里夏

「(真面目に勉強してるよ!!)」

「て…と……が……ね」

「?(誰の声?)」

「あの…里夏さん」

「ひゃっはい!!」

「今どこまで国語は進んでいるのでしょう」

「教科書12Pくらいまでかな」

「そうですか
ありがとうございます」

「どうもご丁寧に…」

そう言うと智瀬は授業に集中する

「(偉いなぁ
あたしとは大違いだ)」

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