ねこのひるねの、ひとりごと

専門学校生

臨床検査技師にターゲットを絞ってからは。

留年しなくていいように、偏差値低い目の通える看護専門学校を受けて。
留年の選択肢は「なし」だったから。
(最悪「看護師」ででも頑張らなあかんということやけど。)

そこから、日程が可能な限りの短大、専門学校をはしごで受けまくった。

結局第一志望だった国立の短大は2校とも不合格。

「行け」とばかりに、一番学費の安い国立の専門学校の合格通知が届いた。

遅ればせながら公立の専門学校の合格通知も舞い込んだけど。

安いが決めて!

「お金が無い」んだから。

「ここに通いなさい」
川の流れの先ではないが、行先を示された気がした。

実習に入る病院の敷地内にある専門学校。

わたしはここで3年間を過ごすことを決めた。

人とは同じ目的を持って学ぶ者ばかり。
それ以上のつきあいは必要ないわい。


そういうつきあいしか出来ないから、ごめんね。

困ったのは修学旅行。(皆勤の為には行かなくちゃ)

でも。そろそろみんな大人だね。

たいした思い入れも無かったけど、嫌な事も無かった。

男の子達が薄野に行ったとか行ってないとか。

ま。お年頃。あるある。
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