世界が終わる日に、俺は君の手を握る。

夢。
それ以上に、私には届けたい想いがあるのだ。



「…そう。何を言っても、七染さんは曲がらないでしょうね。コンクールに出したかったらいつでも言うのよ」



先生は苦笑いして言った。



「ありがとうございます。…先生、もう一つお願いがあります」
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