世界が終わる日に、俺は君の手を握る。
「てめぇうるせぇよ…見る気ねぇだろ…」


そうやってきたのは裕也と繋ちゃんともう1人、私の友人であり裕也と特に仲良しの『小林 元樹(こばやし もとき)』だった。


小林くんは裕也と同じバスケ部でスタメンを任されている。

男子3人の中では背が高くてクール。

学校中で美形のことで有名で注目を浴びている。


「待ってたんだよ〜どうせならお昼みんなで食べたいしね!」


嘉凛ちゃんが置いていた荷物を持って言う。
< 32 / 38 >

この作品をシェア

pagetop