世界が終わる日に、俺は君の手を握る。
「えぇ、お前の手作りかよ…」
「いらねぇのかよ」
元樹が食わせようとしているのをよけ、俺は元樹の弁当箱から別の唐揚げを取る。
「うわうっま!」
「いるのかよ」
元樹はそう俺に食わそうとしてた唐揚げを口に入れ、苦笑してツッコんだ。
「えー!俺にも食わせろよ〜!」
「魁は母さんが作った唐揚げがあるだろ」
「ケチ!元樹のケチ!」
2人は楽しそうに笑う。
ずっとこのまま楽しい日々が続けばいいと思うが、それは無理だろう。
世界の終わりの日が来たら、嫌でもこの楽しい日々とはおさらばなんだ。
「いらねぇのかよ」
元樹が食わせようとしているのをよけ、俺は元樹の弁当箱から別の唐揚げを取る。
「うわうっま!」
「いるのかよ」
元樹はそう俺に食わそうとしてた唐揚げを口に入れ、苦笑してツッコんだ。
「えー!俺にも食わせろよ〜!」
「魁は母さんが作った唐揚げがあるだろ」
「ケチ!元樹のケチ!」
2人は楽しそうに笑う。
ずっとこのまま楽しい日々が続けばいいと思うが、それは無理だろう。
世界の終わりの日が来たら、嫌でもこの楽しい日々とはおさらばなんだ。