追放された私は、悲劇の聖女に転生したらしいです
「た、頼もしい戦力だなんて……照れるじゃないですか」
「いやいや、言葉通りですぞ。ララさんあってこそのグリーランド! 前にも言いましたが、希望の星ですからな」
ディオとゼクスの褒め殺しに、私は気をよくした。
「星見の宮様かー。本当は興味あったんですよ! 楽しみです」
「よかったよ。じゃ、明日、かまわないね?」
にこやかに頷き返すと、私は食事に戻る。
まだ、オムレツも半分、パンも半分残っている。懸念が無くなった今、あと二倍は胃に収まりそうな腹具合だ。
そんなはしたないことを考えていると、ゼクスがパンッと一度手を打った。
すると、どうでしょう!
突如開いた扉から、パンとオムレツのおかわりが、デザートのフルーツ盛り合わせと共に出てくるではないか!
「遠慮なくどうぞ」
と、ゼクスは微笑む。
ここは天国かな……目を輝かせて夕食を貪る私を、ディオとゼクスは楽しそうに眺めていた。
「いやいや、言葉通りですぞ。ララさんあってこそのグリーランド! 前にも言いましたが、希望の星ですからな」
ディオとゼクスの褒め殺しに、私は気をよくした。
「星見の宮様かー。本当は興味あったんですよ! 楽しみです」
「よかったよ。じゃ、明日、かまわないね?」
にこやかに頷き返すと、私は食事に戻る。
まだ、オムレツも半分、パンも半分残っている。懸念が無くなった今、あと二倍は胃に収まりそうな腹具合だ。
そんなはしたないことを考えていると、ゼクスがパンッと一度手を打った。
すると、どうでしょう!
突如開いた扉から、パンとオムレツのおかわりが、デザートのフルーツ盛り合わせと共に出てくるではないか!
「遠慮なくどうぞ」
と、ゼクスは微笑む。
ここは天国かな……目を輝かせて夕食を貪る私を、ディオとゼクスは楽しそうに眺めていた。