天才的ドクターの純愛〜封印したはずの愛する気持ちを目覚めさせたのは二十歳の彼女だった
大我先生と巡り合った時、呼吸が苦しくて、でも他の病院に行ったけど全く回復の兆しは見られなかった。

ネットで調べれば調べるほど怖くなって、私はもしかして癌かもと思うようになった。

お見合いで大我先生がお医者様と聞いて、この先生なら私の不安な気持ちを解決してくれるかもって思った。

一緒にいるだけで、なんて心地いいんだろうと大我先生に一気に惹かれた。

私に今必要なのはこの人だと確信した、そして付き合っていた彼に大我先生のことを話して別れを告げて大我先生のマンションに押しかけたのだ。

日を追うごとに大我先生への気持ちが大きくなって、不安な気持ちも和らいでいった。

そんな矢先だった、私の病気が発覚したのは、気管腫瘍。

まさか、手術が必要で、外科に移ることになり、大我先生に会えなくなるなんて……

あっ、そうだ。

私は大我先生にLINEした。

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