天才的ドクターの純愛〜封印したはずの愛する気持ちを目覚めさせたのは二十歳の彼女だった
だから、起こさなかったことをあんなに怒ったのか。

最後だなんて退院してきたら飽きるほど抱いてやる。

もう、絶対にお前を離さないと心に誓った。

愛おしさが溢れて、俺は早くに病院へ向かい、真由香の病室へ急いだ。

真由香は眠っていた。

俺は眠っている真由香にそっとキスをした。

真由香はびっくりして、俺を見つめた。

「大我、おはよう、どうしたの?」

「おはようのキスをしにきた」

「えっ」

俺は真由香の手を頭の上でクロスさせて、激しいキスをした。

真由香は思いっきり感じてる声を上げた。

俺は真由香への思いを抑えることが出来ず、はじめて舌を割り入れた。

「待って、息出来ないよ、大我じゃないみたいだよ、どうしたの」

「真由香の部屋で俺宛ての手紙を見つけた」

「やだ、もう見ちゃったの」

「俺は真由香の気持ちを全く考えないで、真由香の身体のことばかり気にしてた、医者としてはいいが、真由香の夫としては失格だな」

「そんなことないよ、私にとって大我はすごく素敵な旦那様だよ」
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