好きだけど、好きなのに、好きだから
正直、佐伯君が手を出さなかったことにホッしている。
それに生意気な態度を取られたのに、不思議と彼を憎めなくて……
どうしてだろう。
「明日も頑張ってね!」
「当たり前っす」
自信満々な言葉が返ってくる。
これから、チームに欠かせない存在になっていくであろうスーパールーキー。
そのスーパールーキーの、一年生にしては大きな逞しい背中を見送ったのだった。
それに生意気な態度を取られたのに、不思議と彼を憎めなくて……
どうしてだろう。
「明日も頑張ってね!」
「当たり前っす」
自信満々な言葉が返ってくる。
これから、チームに欠かせない存在になっていくであろうスーパールーキー。
そのスーパールーキーの、一年生にしては大きな逞しい背中を見送ったのだった。