好きだけど、好きなのに、好きだから

*理由

優里亜先輩は、あれから俺のシュート練習に付き合ってくれている。

今までの俺は、一人でただバスケに向き合う。

それが当たり前で、それが良かった。

だけど、一人でやるより頑張れる自分がいて……

そんな自分に驚いてる。

ボールを拾いながら、嬉しそうにしている先輩。

何で先輩は、俺の練習に付き合ってくれんだろ?

ふと疑問に思った。
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