好きだけど、好きなのに、好きだから
二人っきり
放課後、誠が教室まで迎えに来た。
「優里亜、行くぞ」
荷物を持って、小走りで誠に追い付く。
部室までの廊下を歩いていると、一年生の女子が話しているのが聞こえた。
「ねぇ、あれ。バスケ部の副キャプテンとマネージャーさん」
「お似合いだよね」
また、誤解されてる……
誠が、私の頭をポンポン。
「キャー!」
「頭ポンポンとかヤバイ」
もう!誠。
「俺らお似合いだって」
私は、口を尖らせ誠をにらむ。
「何?」
そう言って、誠は私のほっぺを摘まむ。
「誠がそういうことするから、誤解されるんじゃない」
「俺は、誤解されてもいいけど」
「はぁ!良くなーい!」
「優里亜、行くぞ」
荷物を持って、小走りで誠に追い付く。
部室までの廊下を歩いていると、一年生の女子が話しているのが聞こえた。
「ねぇ、あれ。バスケ部の副キャプテンとマネージャーさん」
「お似合いだよね」
また、誤解されてる……
誠が、私の頭をポンポン。
「キャー!」
「頭ポンポンとかヤバイ」
もう!誠。
「俺らお似合いだって」
私は、口を尖らせ誠をにらむ。
「何?」
そう言って、誠は私のほっぺを摘まむ。
「誠がそういうことするから、誤解されるんじゃない」
「俺は、誤解されてもいいけど」
「はぁ!良くなーい!」