残念なイケメン(ストーカー)が追いかけてくるのでどなたか110番通報お願いします。
「あ!」
―――――――目を細めて思い出に浸っていた百合はあることに気づいてしまった。
(まてよ、あの頃とおんなじ状況っていうことは、今のまま行くとこの先の未来、ずーっと友達ができないまま高校生活が終わってしまうのでは・・・・・!?)
百合の頭の中では友達と遊んで、彼氏を作るという夢の高校生活像が、ガラガラと音をたてながら崩れていく。
そ、そんな・・・・・私の花の高校生活が・・・・・ッ!!!
(ヤバい。全然想像できる。それだけは絶対に阻止しなければ・・・・・・!)
心に火がついた百合は、脱ぼっちを掲げるのだった・・・・・
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