ちょっと不運な私を助けてくれた騎士様が溺愛してきます
城で行われた王妃主催のパーティーの日、魔獣を召喚したのは『魔獣術師』のジークだった。
彼は、問い詰める間もなく「俺がやりました、ごめんね」と、罪を認めた。
シャーロット嬢を北の塔へ連れて行った事も認めたが、ジークはどちらの件も罪には問われなかった。
パーティーの時の魔獣召喚には、王女が関与していた事( エリーゼ王女は認めなかったが……) 、コレは秘密裏にされた。
魔獣によって怪我をしたのが、下働きのメイドだった事。
死んでいないのだから問題無しと判断された。( 人を差別しやがって……)
北の塔での事は ( シャーロット嬢はあの時はまだエスターの婚約者ではなかった為 )、ただの恋人同士の逢瀬だと判断された。( 魔獣付きで?)
エスターがコレを知れば怒り狂いそうだ……。
『魔獣術師』が貴重な存在であった事も罪に問われなかった一つの要因であった。
この国に三人しか居ない魔獣術師。
魔獣の中には大人しい物もいて、それを従わせる事が彼等には出来る。ただ、城や塔で呼び出した様な凶暴な物は俺達、騎士団が討伐するしかない。
呼び出せるのに返せないのか?と聞くと「それが出来たら騎士は要らないでしょ?」言われた。
( なんかムカつく)
彼は、問い詰める間もなく「俺がやりました、ごめんね」と、罪を認めた。
シャーロット嬢を北の塔へ連れて行った事も認めたが、ジークはどちらの件も罪には問われなかった。
パーティーの時の魔獣召喚には、王女が関与していた事( エリーゼ王女は認めなかったが……) 、コレは秘密裏にされた。
魔獣によって怪我をしたのが、下働きのメイドだった事。
死んでいないのだから問題無しと判断された。( 人を差別しやがって……)
北の塔での事は ( シャーロット嬢はあの時はまだエスターの婚約者ではなかった為 )、ただの恋人同士の逢瀬だと判断された。( 魔獣付きで?)
エスターがコレを知れば怒り狂いそうだ……。
『魔獣術師』が貴重な存在であった事も罪に問われなかった一つの要因であった。
この国に三人しか居ない魔獣術師。
魔獣の中には大人しい物もいて、それを従わせる事が彼等には出来る。ただ、城や塔で呼び出した様な凶暴な物は俺達、騎士団が討伐するしかない。
呼び出せるのに返せないのか?と聞くと「それが出来たら騎士は要らないでしょ?」言われた。
( なんかムカつく)