アンドロイド・ニューワールドⅡ
作者あとがき
はい、皆様どうもこんにちは。

本編はこれで終了です。

ここから3ページは、作者がダラダラとあとがきを書いているだけなので、興味のない方はお帰りくださって大丈夫ですよ。

お疲れ様でした。

ただ、あとがきの後に番外編がチラッと載っているので、出来ればそちらも読んでいってもらえたら嬉しいです。

あとがきは飛ばしてください。どうせ大したこと書いてないんで、読まなくても大丈夫大丈夫。

それでも読んであげるよ、という優しい方だけ、読んでいってください。




さて、今更言うまでもないですが、こちらは前作、『アンドロイド・ニューワールド』の続編となっております。

前作のとき、私言いましたよね。

もし反響があるようなら、続編を書く、と。

そして、その続編を書いているということは、もしかして本当に反響があったのか?

と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんが。

別にそういう訳ではなく、単に私が、続きを書きたかったから書いただけです。

それだけです。なんか済みません。

琥珀ちゃんを書きたかっただけです。

まぁ、前作がかなり、時期としては中途半端なところで終わってますからね。

学園モノは、一応一年まるまるやって、ようやく一区切りだと思ってるので。

折角だから、三学期まで書くか、と思いまして。

結局書いちゃったよ。

ちなみに今、このあとがきを書いているのは。

前作を公開してから、およそ五日後です。

つまりどういうことか。

前作を公開する遥か前から、既に続編を書いていたということだな。

反響もクソもない。ただ書きたかっただけじゃん。

タイトルの方も、割と公開直前まで悩んでいたので。

タイトルを決めたのも、実は割と最近の出来事。

頭の中に、パッと、ポッと浮かんだんです。

主人公が『新世界アンドロイド』だから、『アンドロイド・ニューワールド』なんてタイトルにしたんだろう、と思ったでしょう?

実は違います。

元々、『アンドロイド・○○』っていうタイトルにしよう、と思ってて。

何が良いかなと、色々当て嵌めて悩んでいたところ。

「あ、ニューワールドってどうだろう。なんか意味分かんないけど、語呂が良いから良いや」みたいなノリで、『アンドロイド・ニューワールド』に決定。

…した、数日後に。

「…あれ?そういや瑠璃華ちゃんって『新世界アンドロイド』だし、『アンドロイド・ニューワールド』って、結構ベストなタイトルなんじゃね?」と気付いてびっくりしました。

つまり、何も考えずに決めたタイトルだった訳です。

…アホなのかな、この作者は…。

我ながら、びっくりするほど馬鹿だなとは思っています。

ちなみにですが、こちらの作品、Ⅲはありません。例えいくら反響があったとしても、ここで完結です。

やりたいこと、書きたいことは全て書いたので。おしまいです。

瑠璃華ちゃんお疲れ様。

しかしページ数、前作に比べてえらい増えてますね。

本編は全部、先にメモ帳に書いて、その後1ページずつコピペしているので、書いてる途中に現在のページ数が分からないんです、私。

書きたいだけ書いて、いざコピペしてページ数確認してみると、偉いことになってて自分でもびっくり。

もうちょっと、配分を考えて書くということを学べば良いんですが。

そんな高等テクは、桜崎には無理だな、うん。

エロマフィアとかクロノスタシス書いてる作者なんだもん。無理に決まってる。

ここまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございます。お疲れ様です。




それでは、登場人物解説しましょうか。

って言っても、前作で概ね書いちゃってるから、改めて解説することもそんなにないですけどね。

まずは主人公、久露花瑠璃華ちゃん。

前作と比べると、かなり情緒豊かになっています。

なんか友達増えましたよね、この子。

人間じゃなくて、アンドロイドの友達が増えてます。

今作では、碧衣さんや、琥珀ちゃんとの交流が多かったように思います。

そんな瑠璃華ちゃん、喜怒哀楽の基本の感情を覚え。

更に寂しさ、嫉妬心なども習得しました。

これら全部、奏君を通して学んたんだぜ。

友達っていうのは、数じゃなくて質なんだなぁって。

まぁ、そこまで学習した瑠璃華ちゃんも、相変わらず奏君の気持ちには気づいていないんですが。

それはね、あれですよ。お約束って言うか。

奏君には酷だけど、気づいちゃったら駄目なんです。気づかないから、この二人の微笑ましい関係があるのであって。

でも、瑠璃華ちゃんの成長は著しいですから。

このまま二年生、三年生になる頃には、何かのきっかけで気づくかもしれませんね。

それまで頑張れ奏君。

瑠璃華ちゃんとお幸せにな。

ってか、今作のラストで、ようやく奏君は、瑠璃華ちゃんがマジでアンドロイドだってことを知りましたが(それまでは、他のクラスメイトと同様、瑠璃華ちゃんの虚言だと思ってたから)。

相手が異種族だと知っても、相変わらず好意は変わらないんですよね。

奏君も、なかなか懐が広いと思います。



さて、そんな奏君の解説を。

解説って言っても、そんなに語ることもないですが。

なんかモテモテでしたよね、奏君。

琥珀ちゃんがやって来て、奏君にくっついて、瑠璃華ちゃんが焼きもちを焼く、というストーリー展開は、ずっと書きたかった…。

って言うか、そこがこの『アンドロイド・ニューワールドⅡ』のメインストーリーくらいに考えていたんですが。

何だかんだ、碧衣君とも仲良くなっちゃって。

奏君の周り、いつの間にかアンドロイドでいっぱい。

人口密度より、アンドロイド密度の方が高いという…。

寂しいんだか賑やかなんだか、よく分からないことになっています。

前作に比べたら、卑屈さがちょっと抜けてると思います。

間違いなく、瑠璃華ちゃんのお陰ですね。

ただ、相変わらず女々しいキャラなのは一貫していますね。

瑠璃華ちゃんの方がキャラが濃いんで、そうなるのは仕方ないんですが。

琥珀ちゃんが言い寄ってきたとき、「お前、瑠璃華ちゃんが好きなんだろ?だったらもっと毅然として、琥珀ちゃんを断れよ!」と思ったのは、きっと私だけではないはず。

悪く言えばなよなよとした、良く言えば誰にでも優しい奏君ですね。

付き合ってみたら、多分普通に良い人なんだろうけど。

私個人としては、もっとしゃんとした方が好きです。ルレイアとかな。ルレイアとか。

瑠璃華ちゃんが、一向に奏君の気持ちに気づかないのは。

多分、瑠璃華ちゃんだけのせいではありませんね。

などと扱き下ろしていますが、奏君って、普通に書きやすくて好きだよ。

今作では叔母さんが登場していますが、これはアドリブです。

いたのかそんな人。いたんだよ。

真面目に考えて、折角親族が引き取りを申し出てくれているのに、「好きな女の子と離れたくないから」って理由で断る人は、なかなかいないんじゃないかと思います。

愛の為せる業です、これも。

でも片思いなんだよなぁ。切ねぇ。

つーか、別に離れ離れになっても、スマホ持ってるんだから、それでやり取りすれば良いのに、って思ってました。

作品の都合上、その点には敢えて触れませんでした。

果たして、卒業までに奏君は、恋を実らせることが出来るのか。

なかなか厳しい勝負だが、気長に頑張ってください。

瑠璃華ちゃんと、末永く仲良くな。
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