幼馴染大和君の執着愛~俺の最愛の番~
「絵になるカップルっているのね」
「絵になるカップル?それって誰の事?」
「誰って決ってるじゃない蓮常寺さんと生徒会長の西条さんのことよ」
今、聖徳学園高等部はあるカップルの噂でもちきりだ
そのカップルとは生徒会長、西条真美さんと蓮常寺大和君
前から噂になっていたカップルだったけど最近その噂が真実味を増している
今まで女の子をとっかえひっかえ状態だった大和君、連れている女の子が毎日のように変わるから周りもそんな状態に慣れてしまっていた
そんな中かいがいしくお世話をしてここ最近常に一緒にいるふたり
これは今までになかったことだからついに彼にも本命彼女が?!
ってことで学校内はなんだか落ち着かない
正直なところあたしも見ていられない
「はあ~・・・・・」
「そんなにため息つくと幸せが逃げるよ」
「もうとっくに逃げてる」
「百花、落ち込むのはわかるけどあれはちょっと勝ち目はないかも」
「美奈ちゃんひどい」
「だって・・・・・見てると隙がないって感じがしない?」
「確かに・・・「でもまだ百花は思ってるんだね」
そう嫌って程思ってる
小学校からの親友小林美奈ちゃんはあたしの思いを知っている数少ない人のひとり
今回のことは潮時なのかなって思ってたりもする
美奈ちゃんには自分の気持ちを打ち明けたらって言われるけど・・・・
彼は、大和君はあたしを見ていないってのがわかる
それよりもなによりも今の関係を崩したくない
告白したら今の友達のようなご近所さんのようないい関係が崩れちゃう
嫌って程感じるんだ・・・
恋ってつくづく厄介だ
もう諦めなくちゃ・・・・そう思って近づかないようにしていたのに
「ねえ、何か落としたわよ」
早朝、昇降口で上履きを履き替えていると誰かがあたしに声を掛けた
・・・・え?あたし何か落とした?
制服のポケットを触ると確かに朝入れてきた小銭入れがない
これは食材用にって大和君から預かったお財布
毎日作るお弁当代って渡されたもの
いらないって言ったんだけど大和君から無理やり渡されたもので彼の気がすまないらしい・・・・・でも、目の前の彼女の張りつめたオーラに圧倒されていた
「生徒会長・・・・・」
「色々聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」
黙って頷いたあたしは彼女のぐいぐい迫る感じに冷汗が止まらなかった
嫌な予感しかしないんだけど・・・・
「なぜ、斎藤さんが大和の財布を持っているの?」
「これはあたしが彼にプレゼントした財布なんだけどどうしてあなたが持ってるの?」
生徒会長の凛とした声に瞬間張りつめたような空気になった
「絵になるカップル?それって誰の事?」
「誰って決ってるじゃない蓮常寺さんと生徒会長の西条さんのことよ」
今、聖徳学園高等部はあるカップルの噂でもちきりだ
そのカップルとは生徒会長、西条真美さんと蓮常寺大和君
前から噂になっていたカップルだったけど最近その噂が真実味を増している
今まで女の子をとっかえひっかえ状態だった大和君、連れている女の子が毎日のように変わるから周りもそんな状態に慣れてしまっていた
そんな中かいがいしくお世話をしてここ最近常に一緒にいるふたり
これは今までになかったことだからついに彼にも本命彼女が?!
ってことで学校内はなんだか落ち着かない
正直なところあたしも見ていられない
「はあ~・・・・・」
「そんなにため息つくと幸せが逃げるよ」
「もうとっくに逃げてる」
「百花、落ち込むのはわかるけどあれはちょっと勝ち目はないかも」
「美奈ちゃんひどい」
「だって・・・・・見てると隙がないって感じがしない?」
「確かに・・・「でもまだ百花は思ってるんだね」
そう嫌って程思ってる
小学校からの親友小林美奈ちゃんはあたしの思いを知っている数少ない人のひとり
今回のことは潮時なのかなって思ってたりもする
美奈ちゃんには自分の気持ちを打ち明けたらって言われるけど・・・・
彼は、大和君はあたしを見ていないってのがわかる
それよりもなによりも今の関係を崩したくない
告白したら今の友達のようなご近所さんのようないい関係が崩れちゃう
嫌って程感じるんだ・・・
恋ってつくづく厄介だ
もう諦めなくちゃ・・・・そう思って近づかないようにしていたのに
「ねえ、何か落としたわよ」
早朝、昇降口で上履きを履き替えていると誰かがあたしに声を掛けた
・・・・え?あたし何か落とした?
制服のポケットを触ると確かに朝入れてきた小銭入れがない
これは食材用にって大和君から預かったお財布
毎日作るお弁当代って渡されたもの
いらないって言ったんだけど大和君から無理やり渡されたもので彼の気がすまないらしい・・・・・でも、目の前の彼女の張りつめたオーラに圧倒されていた
「生徒会長・・・・・」
「色々聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」
黙って頷いたあたしは彼女のぐいぐい迫る感じに冷汗が止まらなかった
嫌な予感しかしないんだけど・・・・
「なぜ、斎藤さんが大和の財布を持っているの?」
「これはあたしが彼にプレゼントした財布なんだけどどうしてあなたが持ってるの?」
生徒会長の凛とした声に瞬間張りつめたような空気になった