幼馴染大和君の執着愛~俺の最愛の番~
「会った瞬間わかるって言うけど本当なんだね」


和希さんが大和君を食い入るように見つめながら話す
なんだろ・・・・とても入っていけないような雰囲気
例えていうなら今にも喧嘩が始まりそうな感じ
でも、どうして?


「なんだか妙に血が騒ぐと思ったらそういうことか・・・・」

「ねえ、血が騒ぐって君が言うと物騒な感じにしか聞こえないからももちゃんの前では言わないでもらえるかな?彼女が怖がるでしょ」

「は?お前今なんてった?」

「彼女が怖がるって言ったかな「お前今ももちゃんって言ったよな?馴れ馴れしくお前が言うな」
「や、大和君!もうやめて」
「百花ごめんな・・・・怖かったか」


そう言いながらまた抱き寄せてきた彼
さりげなくおでこに触れるくらいのキスを繰り返す
な・・・・・なんで?
なんでこんなにスキンシップがいきなり多くなったの?
あたし何かした?
それよりもなによりも大和君がここにいる訳を聞かないと!!

「大和君!どうしてここにいるの?」
「どうしてって今日からこの学校の生徒だから」


・・・・へ?生徒?


「だ・・・・誰が生徒?」
「俺が今日からこの青蘭高校の生徒!やっぱ私服っていいわ~」
「そんなことを聞いてんじゃなくってどうして転校してきたのかってことをあたしは聞きたいの!!」


「どうしてって逢いたかったから・・・・」


えっ・・・・今、なんて?



「百花に逢いたくて会って確かめたいこともあったから・・・・」
「確かめたいこと?」
「やっぱり・・・・・間違いなんかじゃなかった」


確かめたいこと?間違いじゃないってどういうこと?!
きつく抱きしめる彼があたしにだけ聞こえるように呟いた


「百花は俺の・・・・俺だけの番だった」


大和君の言葉が耳に残像のように残っていた
彼の言っている意味がなんだか処理できない
あたしは彼の言葉に対してどう受け止めていいかわからない
頭の中でぐるぐる考えあぐねていると和希さんの声が聞こえてきて我に返った








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