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入れ替わり2
蒼君が亡くなり、3ヶ月が過ぎた。


あの日以来、何もする気が起きなくて、
今日も朝からずっと部屋のベッドで寝転んでいる。


もう、夕方近いのかな…。


そういえば、今日はまだ何も食べていなかったな。


そう思い、なんだか食べる事を考えるのも面倒になり、眠ろうと目を閉じた。


そんな時、チャイムの音が鳴り響いた。


誰だろう?


もしかしたら、この部屋の家賃の支払いが滞っている?


家賃だけじゃなく、公共料金等は全て銀行口座から引き落としにしてるけど。


もう3ヶ月以上も無職の私は、その残高が底をついているのかもしれない。


それなら、電話がかかって…と思うが、スマホはあのゴミ箱に棄てたままだった。


解約せず、多分、今も月額料金は引き落とされているのかもしれない。


紛失届を出し、その番号のまま新しくスマホを持つか、
それとも、もう解約するか。


その手続きも、しないとな。


再び、チャイムが鳴る。


それを無視していると、部屋の扉をドンドンと叩かれる。


「さっさと、出て来い!」


その聞いた事ある声に驚き、
え、と体を起こした。


どうしよう、と迷うけど。


その相手の居る、玄関へと向かった。

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