初カレ


みんながそれぞれの席に着き始めた。 






あたしの隣には………










………昨日の目が合った男の子が座った。 









「えっと…俺は、中元陸。

よろしくなぁ。」


そういって中元くんははにかみながら笑った。 




「あっあの……よろしく。」



ヤバいッ!ドキドキする! 
心臓がぁぁぁぁ――!



なんでだろう!? 



「そっちの名前は?」


中元くんが聞いてきた。 


「えっ!?あ……名前はかっ片岡由芽です。」



もぉ―――またかんじゃった……


< 9 / 28 >

この作品をシェア

pagetop