涼やかな風

「拓徒、ホラー系の小説なんてかけないよ!!」

私は反論した。

「そうか?なんか今話題のテロ~みたいな?」

拓徒、軽すぎ・・・・

「どんなかんじのテロなの?」

「拓徒は軽い」と心のなかで思いつつ、拓徒の話に私はすこし興味を持った。

「う~ん・・・なんか、テロの予告がきて、
それが「世界滅亡」をおこすテロの可能性があって、それを
主人公が止める・・みたいな?」

軽いと思っていた拓徒でも意外といいアイデアをくれる。

テロの話。かいてみるか!!

「わかった!そんなかんじのやつ書いてみる!」

私は言った。

「よし!俺も名前決めるの手伝う!!」

拓徒はやる気まんまんだった。
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