涼やかな風





「紗和?行かないと、もう拓徒くんと会えなくなっちゃうよ?」








奈々と澪に説得されて、会場へ向かう。


















「お前のぶんまで、絶対生きるから」





拓徒の顔に、花をそえながら、優夜は言った。







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