涼やかな風

「ッ・・紗和・・病院いったほうがいいかも。。。」

拓徒はいきなりベットに寄りかかって言った。

「大丈夫!?」

「たいしたことはないから・・大丈夫だと思う。。。」



「ごめんな」

20分後―

病院のベットに寝っころがっている拓徒は言った。

「大丈夫だよっ。今日は、ここ泊まるね。」

そういって、ケータイを取り出して、ママに電話をかける。

「えっ?お前母さん大丈夫なの?」

「もともと友達のところに行くって言ったから大丈夫☆」

私はいたずらっぽく言った。



ガラッ

「紗和~?」


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