涼やかな風

「莉子~」

莉子と仲がいい子が莉子に声をかけていた。

「あっ呼んでる!!ごめんね、紗和!」

莉子はそういうと友達のところに向かった。



昼休み―

私はケータイをポケットに入れて屋上に行った。
屋上はかぎがかかっているけど、私は特別な許可をもらって
かぎをもらっている。
その許可とはもちろん「有名ケータイ小説家」
という筋書きから。
私が屋上が好きっていうのと、理事長が私のことを知って「屋上なら思い浮かぶだろう」
って言って鍵をくれた。

キィ・・・

古びたドアをあけて
私はフェンスにもたれて小説を書き始めた。

いまは連載用の書き下ろしをかいている。
私は長編が専門だから
書き下ろしみたいな短いの、苦手なんだよなぁ~
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