恋をした相手は世界で一番嫌いな奴
変化
俺の名前は竹山聡志。どこにでもいる高校2年生だ。
毎日教科書、やけに量が多い宿題が入った肩掛けカバンを持ちながら、毎日同じ風景を見て道を歩いている。
突然だが誰しも嫌いな人っていると思う。芸能人だってどんなにかわいいクラスのマドンナだって、嫌いな人くらい1人入ると思う。
もちろん俺にだって嫌いな奴はいる。
「おーい!!聡志-!!!」
来やがった。
奴の名前は山之内智花。
俺がこの世で1番嫌いな奴だ。
「またおまえかよ」
奴は高校1年生の二学期の途中に俺が通う高校へ転校してきた。
なんでも、前に通っていた高校で問題を起こしてこっちへ来たらしい。
当時は彼女の事を何とも思っていなかったがこの事実を知った俺は少し彼女に嫌悪感を抱いてしまった。
2年生に上がって同じクラスになった初日からやけに奴は俺に執着してくる。
「もしかして俺のことが好きなのか...?」
彼女いない歴=年齢の俺はこんなことを考えてしまうくらいチョロい男なのだ。
「お前名前なんて言うの?」
奴が言った。
「聡志だけど。」
「聡志か。これからうちの手下ね!」
奴がやけに明るく言った。
「嫌に決まってんだろ。大体、会って初日で手下って...
図々しいにもほどがあるだろ。」
「とにかく!!従わなきゃどうなるか分かってるよね??」
「軽い脅迫じゃん...
はいはい。わかりましたよー」
その後、この時適当に返事をしてしまったことを後悔することになる。
奴が俺に対してやってきたことをここで紹介しよう。
・パシリ
・濡れ衣
・物理攻撃
・精神的攻撃
・謎いじり
などなど
ちょっと度が過ぎてるんじゃない?っていうちょっかい(?)もあったがほとんどが一線を越えるギリギリのいじりだった。
そして大体1年が経とうとしている。相変わらず奴の事は大嫌いだ。これほど人の事を嫌いになったことは今までであるかないかくらいだと思う。
でも、最近奴のことが少し好きになってきてしまったかもしれない。
け、決して俺がドMだからとかいう理由ではなない。
というのも嫌いなのはその性格であって、容姿は学年でもトップクラスなほど整っている。運動もできるし、学力も学年で上位10人にランクインするほど勉強もできる。他の女子とは違い、頭一つ分くらいいろんな意味で抜けていた。
だが、俺は奴の性格までも好きになってしまうことになる。
毎日教科書、やけに量が多い宿題が入った肩掛けカバンを持ちながら、毎日同じ風景を見て道を歩いている。
突然だが誰しも嫌いな人っていると思う。芸能人だってどんなにかわいいクラスのマドンナだって、嫌いな人くらい1人入ると思う。
もちろん俺にだって嫌いな奴はいる。
「おーい!!聡志-!!!」
来やがった。
奴の名前は山之内智花。
俺がこの世で1番嫌いな奴だ。
「またおまえかよ」
奴は高校1年生の二学期の途中に俺が通う高校へ転校してきた。
なんでも、前に通っていた高校で問題を起こしてこっちへ来たらしい。
当時は彼女の事を何とも思っていなかったがこの事実を知った俺は少し彼女に嫌悪感を抱いてしまった。
2年生に上がって同じクラスになった初日からやけに奴は俺に執着してくる。
「もしかして俺のことが好きなのか...?」
彼女いない歴=年齢の俺はこんなことを考えてしまうくらいチョロい男なのだ。
「お前名前なんて言うの?」
奴が言った。
「聡志だけど。」
「聡志か。これからうちの手下ね!」
奴がやけに明るく言った。
「嫌に決まってんだろ。大体、会って初日で手下って...
図々しいにもほどがあるだろ。」
「とにかく!!従わなきゃどうなるか分かってるよね??」
「軽い脅迫じゃん...
はいはい。わかりましたよー」
その後、この時適当に返事をしてしまったことを後悔することになる。
奴が俺に対してやってきたことをここで紹介しよう。
・パシリ
・濡れ衣
・物理攻撃
・精神的攻撃
・謎いじり
などなど
ちょっと度が過ぎてるんじゃない?っていうちょっかい(?)もあったがほとんどが一線を越えるギリギリのいじりだった。
そして大体1年が経とうとしている。相変わらず奴の事は大嫌いだ。これほど人の事を嫌いになったことは今までであるかないかくらいだと思う。
でも、最近奴のことが少し好きになってきてしまったかもしれない。
け、決して俺がドMだからとかいう理由ではなない。
というのも嫌いなのはその性格であって、容姿は学年でもトップクラスなほど整っている。運動もできるし、学力も学年で上位10人にランクインするほど勉強もできる。他の女子とは違い、頭一つ分くらいいろんな意味で抜けていた。
だが、俺は奴の性格までも好きになってしまうことになる。