赤い糸~For you~
美仔からもらった勇気。



『美仔、今日の放課後つきあっつくれる?』


「しょうがないなー」



二人で笑いあった。


こんなに笑ったのは


何日ぶりだろう…



全部、美仔のおかげだね。



ありがとう!



「お腹すいたー」



あっ、今昼休みだった…



『あっ、ごめん…食堂行こうか?』



「うん!」



話をしていて、ご飯を食べるのを忘れてた…



お腹すいたーって、ずっと言ってる美仔を連れて食堂に行った。



『はい、着いたよー。美仔は何食べる?』



「私は…Aランチにしよ。」



『じゃあ、私も!』



お昼ご飯を手にもって、席を確保しに行く。



『あ…』



先輩がいた。



「よし!行くよっ」



美仔に引っ張られて先輩のいる机に…



「あのー、この席ぃぃですか?」



「いいよ。な?池澤。」



「…あっ、うん。」



池澤先輩と先輩の友ダチ?みたいな人に許可をとった美仔。



凄すぎる…



ってか、ヤバいよー



緊張だぁー。



< 21 / 88 >

この作品をシェア

pagetop