赤い糸~For you~
それから…美仔と話していたらバスケ部は帰る準備をし始めてた。
いつもなら、もうちょっと話してるんだけど、今日は美仔が用事があるらしいから帰ることにした。
帰り道、
「志帆!今日はよかったねー」
『うん。』
思い出しただけで
またドキドキが止まらない。
嬉しかった
それと同時に…
先輩との距離が悲しかった。
もう二度と目が合うことがないかもしれない…
そう思うと涙が出てくる。
朝までは、分かっていた事なのに、
ただ…一瞬。
目があっただけで決心が揺らぐ。
片想いでいい…
そう思うことが出来なくなる。
気持ちをおさえきれない自分が嫌になって…今まで、我慢していた涙が流れてくる。
『美仔!忘れ物したから学校に戻る!先に帰ってて』
美仔には心配かけたくなくて
言ったコトバ。
流れてくる涙に美仔が気づかないように…
走って、今まで来た道を戻った。
忘れ物なんて嘘。
ゴメンね?美仔…。
明日にはいつもの
“北村 志帆”
に戻ってると思うから…
いつもなら、もうちょっと話してるんだけど、今日は美仔が用事があるらしいから帰ることにした。
帰り道、
「志帆!今日はよかったねー」
『うん。』
思い出しただけで
またドキドキが止まらない。
嬉しかった
それと同時に…
先輩との距離が悲しかった。
もう二度と目が合うことがないかもしれない…
そう思うと涙が出てくる。
朝までは、分かっていた事なのに、
ただ…一瞬。
目があっただけで決心が揺らぐ。
片想いでいい…
そう思うことが出来なくなる。
気持ちをおさえきれない自分が嫌になって…今まで、我慢していた涙が流れてくる。
『美仔!忘れ物したから学校に戻る!先に帰ってて』
美仔には心配かけたくなくて
言ったコトバ。
流れてくる涙に美仔が気づかないように…
走って、今まで来た道を戻った。
忘れ物なんて嘘。
ゴメンね?美仔…。
明日にはいつもの
“北村 志帆”
に戻ってると思うから…