赤い糸~For you~


カーテンからの光で、目が覚める。



隣には、俺の大好きな志帆。



昨日、教会でこいつとの未来を誓った。



これからの未来、これ以上に愛せる人はいないと思う。



守ってやりたいから…



未来をこいつと一緒に歩んでいきたいから…



こいつの隣に俺以外の奴がいることが耐えきれないから…



キミの寝顔に見とれていると、目が覚めたみたい。



目を擦りながらコッチをみてくるキミを愛しいと思う。



『おはよう、先輩。』



先輩…卒業してからも呼び方が変わらない。



前の俺は名前をよんでほしくって…



拗ねてたけど、今は…先輩って呼ばれるのもぃぃかなって思ってる。



志帆が、“翼”って呼んでくれるまで待つよ。



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