にじのみち。
プロローグ
私はいらない子だったんだ…

物心着いてある程度の事が
わかるようになった頃にはもうここにいた。

両親の顔は覚えてない。

どんな家に住んでいたか
どんな会話をしていたか
でも一つだけ覚えてることがある…
思い出したくない日々の嫌な出来事。

私の唯一の居場所
「虹の郷学園」

幼稚園から高校生までの
身寄りのない子どもが一緒に生活してる

まだ中学生だけど
虹の郷学園では私は古株だ。
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