にじのみち。
色んな優しい言葉をかけて
私を落ち着かせようとしてくれてる。
申し訳なさとでも自分の気持ちに
折り合いがつかなくて
とりあえず目を閉じてみることにした。

でも、目を閉じたら思い出してくる。
鮮明には覚えていないけど
真っ暗闇の中で誰かが笑ってる声と
痛かったこと。

優しくさすってくれているあーちゃんの
手を握りしめて「ごめんね」って呟いて
私は再び眠った。
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