にじのみち。
その日の夜。

消灯時間はとっくに過ぎてる。
5歳の陽菜ちゃんはもう絶対眠たいはずなのに
なかなか眠れないようでずっとお話してる。
もうすぐ22:30...私はこの子を
寝かせた方がいいんじゃないか?
そう思って陽菜ちゃんのベットの方へ行く。

「陽菜ちゃん?そろそろ目、つぶろうか?
お話の続きは明日しよう?
また明日沢山お話しようね」

私がそういった途端
陽菜ちゃんの表情がくもった。
あれ。なんか悪いこと言ったかな?
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