にじのみち。
「陽菜。やだ。陽菜…」
陽菜を失ってしまうかもしれない恐怖と
さっきまで笑ってた陽菜の顔が頭に浮かんで
涙が止まらなくなってきた。

今までに感じたことの無い恐怖感。
頭がおかしくなりそうになった。

その時

「大丈夫?話聞こうか?」

って声をかけてくれる人がいた。

顔を上げると髪がキンキンな女の人が居た。

「さっき叫んでたのあなたでしょ?
同じ部屋の子?」
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