にじのみち。
ちょうどその時先輩が病室に入ってきた。

「顔が赤いね。熱高いの?」

「はい。救急で40℃越えてたそうで。
脱水もあって点滴入れてくれたそうです。」

「可哀想に。まずは早く下がるといいよね」

「そうですね。」

「この子の担当してみない?」

え!まさかの先輩からの打診!

「そろそろかなとは思ってたんだけど
さっき扉の向こうから見てて相性が
いいんじゃないかな?って思って。」
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