ループ5回目。今度こそ死にたくないので婚約破棄を持ちかけたはずが、前世で私を殺した陛下が溺愛してくるのですが
◇ ◇ ◇
一方その頃、シャルロットは案内された部屋で過ごしていた。
「あー、疲れた」
ひとりであることをいいことに、シャルロットは両手を上に伸ばして大きく伸びをする。髪飾りや最低限の嫁入り道具として用意してもらった装飾品を外し、ほっと一息をつく。
なにをするでもなく馬車に揺られていただけなのだけれど、ずっと離宮で過ごしていたので馬車に乗り慣れておらず、とても疲れた。
シャルロットは今さっき案内されたばかりの部屋を見回す。
(前回とは部屋も建物も違うのね)
一度目の人生、シャルロットに宛がわれた部屋は本宮の上層階に位置していた。夫婦の寝室を挟んで片側がシャルロットの私室、反対側がエディロンの私室という造りだ。本来は王妃が使うために造られた部屋で、まだ婚約者という立場だったが『きみにいつでも会えるように』とエディロンが用意してくれたのだ。
しかし、今回は王宮の奥深く、離宮の一室が用意されていた。ここからだと、エディロンの部屋まではだいぶ離れている。
一方その頃、シャルロットは案内された部屋で過ごしていた。
「あー、疲れた」
ひとりであることをいいことに、シャルロットは両手を上に伸ばして大きく伸びをする。髪飾りや最低限の嫁入り道具として用意してもらった装飾品を外し、ほっと一息をつく。
なにをするでもなく馬車に揺られていただけなのだけれど、ずっと離宮で過ごしていたので馬車に乗り慣れておらず、とても疲れた。
シャルロットは今さっき案内されたばかりの部屋を見回す。
(前回とは部屋も建物も違うのね)
一度目の人生、シャルロットに宛がわれた部屋は本宮の上層階に位置していた。夫婦の寝室を挟んで片側がシャルロットの私室、反対側がエディロンの私室という造りだ。本来は王妃が使うために造られた部屋で、まだ婚約者という立場だったが『きみにいつでも会えるように』とエディロンが用意してくれたのだ。
しかし、今回は王宮の奥深く、離宮の一室が用意されていた。ここからだと、エディロンの部屋まではだいぶ離れている。