しあわせ
僕が生まれて
君が生まれた
でも僕らは兄妹じゃない
赤の他人さ
まったく別の場所で
まったく別の日に生まれた

僕には僕の世界があり
君には君の世界がある
離れ離れのふたつの世界
いつしか重なり、それが出会いとなるんだよ

君と僕
赤の他人は知人となり、そして友人となる
やがてその先に、僕の求めていた関係
君も同じ気持ちだと知ったとき、
ふたつの世界が溶けてひとつになるんだ

君と僕の気持ちが合って
重なって色づいて、ひとつになった世界が廻る
それは仕合わせ
紛うことなき二人の理
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