天才幼女錬金術師に転生したら、冷酷侯爵様が溺愛パパにチェンジしました!2
トカゲとはいえ、火という言葉が名につくだけあって、口から炎を吐いたり、尾の先に火が付いた状態で攻撃をしかけてきたりと、魔物を狩る役を負っている冒険者泣かせの魔物なのだ。
ドラゴンほどではないらしいが、なかなか退治するのは難しい。そのため、父も入手には苦労しているのである。
最も、尾さえあればそれでいい。ヒトカゲモドキは、トカゲのように尾を切り離してまた生えてくるから、尾を狩ることを専門にしている冒険者もいるそうな。
「そうだね、火山地帯にいるって聞いたことあるけど、けっこう火口に近いところにいるんでしょう。僕が誰か雇って行ってもらってもいいんだけど」
これでもディーは王子。素材を入手するための予算は潤沢にある。
「でも、ディーとミリィにはまだ使うのは早い素材だと思うよ。今はもっともっと練習しなくちゃ。パパも、今は三十分くらいで十分だって言ってるし」
「もっと手に入れやすい素材を探してみるのもいいかもしれない。マナの入れ方を工夫してみるとか」
「保冷布作った時、スライムの魔石でいろいろ実験したみたいに?」
ドラゴンほどではないらしいが、なかなか退治するのは難しい。そのため、父も入手には苦労しているのである。
最も、尾さえあればそれでいい。ヒトカゲモドキは、トカゲのように尾を切り離してまた生えてくるから、尾を狩ることを専門にしている冒険者もいるそうな。
「そうだね、火山地帯にいるって聞いたことあるけど、けっこう火口に近いところにいるんでしょう。僕が誰か雇って行ってもらってもいいんだけど」
これでもディーは王子。素材を入手するための予算は潤沢にある。
「でも、ディーとミリィにはまだ使うのは早い素材だと思うよ。今はもっともっと練習しなくちゃ。パパも、今は三十分くらいで十分だって言ってるし」
「もっと手に入れやすい素材を探してみるのもいいかもしれない。マナの入れ方を工夫してみるとか」
「保冷布作った時、スライムの魔石でいろいろ実験したみたいに?」