恋した先輩には病みがある!?
っていうかそれって6月ぐらいの出来事ですよね!?

覚えててくれたんですか!!?

ということは一体いうから今日のことを計画していたんでしょう。

とても一ヶ月や二か月でできる芸当ではありません。

気になったのでレストランを出た後に聞いてみることにしました。


「あの、斗愛くんはいつから今日のことを計画していたんですか?」
「恋桃に答えを出すまで待っててって言ったあたり?」
「そんな前からですか!?」
「うん。あのままいってたら今日告白するつもりだったからね」


まさかそんなに前からだったとは・・・!

感極まって泣いてしまいそうです。


「そんなに斗愛くんに想ってもらえるなんて、恋桃は世界一の幸せ者ですね!」


素直にそう伝えると、斗愛くんに手をぎゅっと握られました。

それからいつもより甘い表情で微笑まれました。

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