恋した先輩には病みがある！？
さすが先輩です。周囲の視線を独り占めしています。


「今日はご友人と一緒なんですね！初めまして佐々木恋桃といいます。いずれ斗愛先輩の彼女になるので以後お見知りおきを！」


そう言い切ると先輩のご友人たちは驚きつつも笑い返してくれました。

今まで関わりがなかったので知りませんでしたが、皆さんなかなかの美形です。

もちろん先輩が一番ですけど。

ちょうど3人なのでアイドルグループにでもなればそれなりに売れそうです。


「斗愛から聞いてた通りほんとにド直球だな」
「こんなに可愛いのに何で付き合ってあげないのー？」
「･･･言わない」


お、先輩方が恋桃の後押しをしてくれます。ナイスです。

斗愛先輩が若干気まずそうに眼をそらしました。

初めて見る先輩だぁぁ！

その尊いお姿を目に焼き付けながらお席に案内しました。





「斗愛先輩お待たせしました！こちらがプレーンパンケーキになります。特別においしくなる魔法でもかけてあげましょうか？」
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