恋した先輩には病みがある！？
先輩と初デートに行きます。
あれからというもの恋桃の弾丸アピールが始まりました。

例えば朝登校中に会えば挨拶とともに告白。


「おはようございます斗愛先輩！大好きです！」
「おはよう桃ちゃん。今日も元気だね」


はたまた廊下で会えば声をかけて告白。


「先輩次の授業なんですか？あと今日も好きです」
「次は化学だよ。危険だから廊下は走らないようにね」


帰りのばったり会ったときに告白(正確には恋桃が待ち伏せしていただけですが内緒です)。


「斗愛先輩偶然ですね！やっぱり運命なんじゃないですか？」
「こう何回も偶然が重なることがあるのかな？とても人工的な気がするんだけど」
「運命の力が強すぎてそう感じるんだと思います！」


もはや会話の中に告白が入るのが当たり前になってきてややスルーされているような気がしなくもないですが、世の中には単純接触効果というものがあるので確実に好印象を与えているに違いありません。

そうこうしているうちにもうすぐ夏休みがやってきます。早いものですね。

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