恋した先輩には病みがある!?
すると奥田君は感情を抑えるようにこぶしを握ったまま、恋桃と向き合いました。
「佐々木さんはあの先輩と付き合ってんの?」
「まだです」
「じゃあ、なんで手なんか繋いでんの?」
「斗愛くんが繋いでくれるから」
納得いかない顔をされましたが、本当にそれだけです。
斗愛くんがそれを望むから。
恋桃としてはいつでも繋いでおきたいので頻度は斗愛くんに合わせると決めているのです。
「それって弄ばれてるだけじゃないの・・・?」
「違います。斗愛くんは今、答えを考えてくれているんです。だから待っているんです」
「そういうのをキープしてるって言うんじゃない?だって何か月も進展がないんでしょ?脈なしなんじゃない?」
進展がないなんて、何で簡単に言い切るのでしょう。
奥田君は一体恋桃たちの何を知っているんですか。
斗愛くんは恋桃を弄ぶような人ではありません。
そんなこと一緒にいる恋桃がよくわかっています。
「佐々木さんはあの先輩と付き合ってんの?」
「まだです」
「じゃあ、なんで手なんか繋いでんの?」
「斗愛くんが繋いでくれるから」
納得いかない顔をされましたが、本当にそれだけです。
斗愛くんがそれを望むから。
恋桃としてはいつでも繋いでおきたいので頻度は斗愛くんに合わせると決めているのです。
「それって弄ばれてるだけじゃないの・・・?」
「違います。斗愛くんは今、答えを考えてくれているんです。だから待っているんです」
「そういうのをキープしてるって言うんじゃない?だって何か月も進展がないんでしょ?脈なしなんじゃない?」
進展がないなんて、何で簡単に言い切るのでしょう。
奥田君は一体恋桃たちの何を知っているんですか。
斗愛くんは恋桃を弄ぶような人ではありません。
そんなこと一緒にいる恋桃がよくわかっています。