鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
なに、、私が関係してるの??


でも………私知らない。そんなの……



ガチャ……


流石に困惑してしまって、お兄ちゃんが出てきても、逃げる時間もなかった。



「うわっ、、って、桜妃。どうだったんだ?LIVE、楽しかったか?」


お兄ちゃん……私に隠してる。


なんで、??私は……鳳条先輩のことをたくさんお兄ちゃんに相談した。


私が悩んでるのを知ってたなら……教えて欲しかった。鳳条と何があったのか……


なんで……??


「お兄ちゃん…」


「どうした?」


「なんで…言ってくれなかったの?」


「は?」


「ごめんね、電話聞いちゃった。」


お兄ちゃんの表情からは、『マジか』という感情が読み取れる。
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