鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
完全にオタクが出ちゃってるけど……すごく写真に残したい……


こんなこと、きっと滅多にないもん……


「じゃあな、」


「あぁ。」


あぁぁぁダメだ、私の意気地無し!!


2人がすれ違った着後、レンくんの周りを女の子たちが取り囲んでいく。


狼くんは、近寄んなオーラが凄すぎて、話しかけたくても、話しかけられないみたい。


狼くんを見て、『かっこいいけどちょっと怖い』と縮こまっている。


ろ、狼くんは、全然怖くないんですよ!


優しいし、誠実だし、、怖いの真逆で……ほんと、糖分100%って感じで!


「桜妃?何かあったのか?」


あぁ、違う。狼くんに心配かけちゃった。


私が言いたいのは、そうじゃなくて……


「狼くんの良さを…もっといろんな人に知って欲しいなって、……」
< 258 / 302 >

この作品をシェア

pagetop