鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
当の桜妃は、俺の笑顔を見て、びっくりしたように目を見開いた後、俺に向けて……花が咲いたような笑顔を見せた。


っ、破壊力…やばいんだよ…ほんと…。


女に可愛いなんて感情抱いたの初めてだ…。




いつか絶対、俺のものにする。


───────密かにそう誓った。
< 26 / 302 >

この作品をシェア

pagetop