鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
番外編 (クリスマス)
番外編 (クリスマス)
やってきたクリスマス当日。
待ち合わせは……狼くんの家の近くの方が駅に近い、という理由で、無理を言って私が狼くんの家まで行くということにさせてもらった。
緊張しすぎて、早く家を出てしまって、時間の20分も前に狼くんの家の前につく。
こんなに早くインターホンを押しても迷惑だし、少しここで待っていようかな、
そう思って、狼くんの家に背を向けて立つ。
といっても……この家、すごく大きいから通る人みんなにここで 何をしてるんだ という目で見られる。
でも、狼くんと一緒にいる時の方が人の視線は凄いから…それを思えば、もう緊張しなくなったかも…
「あの」
完全に自分の世界に入っていた私に斜め前くらいから、声がとんできた。
やってきたクリスマス当日。
待ち合わせは……狼くんの家の近くの方が駅に近い、という理由で、無理を言って私が狼くんの家まで行くということにさせてもらった。
緊張しすぎて、早く家を出てしまって、時間の20分も前に狼くんの家の前につく。
こんなに早くインターホンを押しても迷惑だし、少しここで待っていようかな、
そう思って、狼くんの家に背を向けて立つ。
といっても……この家、すごく大きいから通る人みんなにここで 何をしてるんだ という目で見られる。
でも、狼くんと一緒にいる時の方が人の視線は凄いから…それを思えば、もう緊張しなくなったかも…
「あの」
完全に自分の世界に入っていた私に斜め前くらいから、声がとんできた。