鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
狼くんも同じ気持ちでいてくれたら、、きっと……続いていく。


「大晦日も元日も一瞬でも桜妃に会いたい。」


「もちろん!!会いましょう!!」


年越し…狼くんと出来たらすごく幸せだろうな……


「いや、無理だ。」


え??でも、私に会いたいって……言ってくれたのに…


「お兄さんが……」


「え、?お兄ちゃん?」


「この前会った時に言われたんだ。桜妃との時間を奪いすぎだって。」


は、え、ちょっとお兄ちゃん何言っちゃってるの!??


おかしいでしょう、、


「お兄さん、桜妃との時間が欲しいって。」


うーん、たしかに……最近お兄ちゃんと過ごす時間が減っていたけど……でも、お兄ちゃん……就活で忙しいんじゃ!?


前、そうやって言ってたよね??



………って、、、え、待って
< 299 / 302 >

この作品をシェア

pagetop