鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
「…あぁ…、」

「それに、私……鳳条先輩のことは暴走族でも嫌じゃないというか、その…かっこいいなって思いますよ…??」


鳳条先輩の顔色を疑うように、疑問形で答えると、隙間から見えた鳳条先輩の頬は……ほんのり赤く染まっていた…。


「え、先輩…」

「俺を殺す気か?」


頬を赤くしたまま、私を上目遣いで見つめてから先輩は……


私の体を引き寄せて、肩に顔を埋めた。


「っ、、」


なに、これ……私の方が耐えられないよ…。


先輩…なんだかすごくいい匂いするし…。


「……蓮のこと、好きなのか?」


え、?それはどういう意味で??


ファンとしてなら……


「大好きですよ、?」
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