鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
次の日、先輩が担任の先生に向かって、『体育祭に出る』と宣言したらしい。
どうやら、1.2年の時も出てなかったみたいで、突然のことに驚いた先生たちは急いで競技の組み合わせを変えたとか。
そして、数日たった今でも校内はその話で持ち切りだった。
「鳳条先輩が急に体育祭に出る宣言って…絶対桜妃がなんか言ったんでしょ。」
ニヤケながら肘で私をつついてくる琴莉ちゃん。
「ねぇ、なんて言ったの?」
「先輩が体育祭に出るの…見てみたいって…」
「キャーー!それで出るって言ったの?あの、鳳条先輩が!?すご、桜妃パワー!でも、良かったねぇ、同じ団で。他の団だったら、うち負け確定だったよ。」
どうやら、1.2年の時も出てなかったみたいで、突然のことに驚いた先生たちは急いで競技の組み合わせを変えたとか。
そして、数日たった今でも校内はその話で持ち切りだった。
「鳳条先輩が急に体育祭に出る宣言って…絶対桜妃がなんか言ったんでしょ。」
ニヤケながら肘で私をつついてくる琴莉ちゃん。
「ねぇ、なんて言ったの?」
「先輩が体育祭に出るの…見てみたいって…」
「キャーー!それで出るって言ったの?あの、鳳条先輩が!?すご、桜妃パワー!でも、良かったねぇ、同じ団で。他の団だったら、うち負け確定だったよ。」