鳳条先輩は私への溺愛が止まらないらしい。
ボソッと呟いてしまってから後悔する。


琴莉ちゃんに疑われるかな。ファンだって言ってないのに。


「人気凄いからね。」


だけど、私が思っていたより琴莉ちゃんは私の言葉を気にしてなかったみたいで安心した。


「いやぁ、青春だね〜、」


ニコニコしている琴莉ちゃんを見てると、私まで楽しくなってきて、体育祭が待ち遠しくて仕方なかった。
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