明日には居ない君の物語
「やだなぁ。命令なんてしないよ。命令してまで要を縛りたくない」
いつのまにか、要のお父さん_秋来先生は居なくなって居た。
きっと私たちを2人きりにしてくれたんだろう。
「涼香は何がしたい?俺は涼香がしたい事をしたい。もちろん、これで運動したいなんて言い出せば流石に怒るけどな」
「運動、か。してみたい気持ちはあるよ。けどね、私は要と一緒にいられるだけで、要と付き合えただけで、嬉しいの。要の彼女になれて本当に嬉しい。だって要の事、独り占め出来るんだよ?これ以上の幸せってないよ。私は充分幸せ。要には私の事だけ考えて、何も手につかなくなるようなことにはならないでほしいの」
私は要が居てくれるだけでいい。
要が私の全てだから。
どんなに苦しくても要だけはずっと側に居てくれた。
「涼香」
いつのまにか、要のお父さん_秋来先生は居なくなって居た。
きっと私たちを2人きりにしてくれたんだろう。
「涼香は何がしたい?俺は涼香がしたい事をしたい。もちろん、これで運動したいなんて言い出せば流石に怒るけどな」
「運動、か。してみたい気持ちはあるよ。けどね、私は要と一緒にいられるだけで、要と付き合えただけで、嬉しいの。要の彼女になれて本当に嬉しい。だって要の事、独り占め出来るんだよ?これ以上の幸せってないよ。私は充分幸せ。要には私の事だけ考えて、何も手につかなくなるようなことにはならないでほしいの」
私は要が居てくれるだけでいい。
要が私の全てだから。
どんなに苦しくても要だけはずっと側に居てくれた。
「涼香」