明日には居ない君の物語
・*:..。o○☆*゚・*:..。o○
要side
涼香が意識を手放してからもう3日が経つ。
もう涼香は起きないかもしれない。
涼香が俺の前で太陽みたいに笑うことはないかもしれない。
それでも俺は寝ている涼香の隣にいる。
涼香が今起きるかもしれないから。
起きた時に俺が居ないときっと涼香は寂しがるから。
気が強いように人に見せてても、本当は誰よりも脆くて儚い。
______ガラッ
「要」
「なんだよ親父」
「午前中だけでも学校に行ったらどうだ。涼香ちゃんに寄り添うだけがお前のできることじゃないだろ」
そんなことわかってる。
俺が一番わかってる。
涼香は俺が学校を休んでることを知ったらきっと怒る。
要side
涼香が意識を手放してからもう3日が経つ。
もう涼香は起きないかもしれない。
涼香が俺の前で太陽みたいに笑うことはないかもしれない。
それでも俺は寝ている涼香の隣にいる。
涼香が今起きるかもしれないから。
起きた時に俺が居ないときっと涼香は寂しがるから。
気が強いように人に見せてても、本当は誰よりも脆くて儚い。
______ガラッ
「要」
「なんだよ親父」
「午前中だけでも学校に行ったらどうだ。涼香ちゃんに寄り添うだけがお前のできることじゃないだろ」
そんなことわかってる。
俺が一番わかってる。
涼香は俺が学校を休んでることを知ったらきっと怒る。